みなさんのお子さんは、携帯電話をお持ちですか?
どっとこ家の長男(小5)は持っていません。もちろん次男(小1)も。
きっと住んでいる環境や家族の事情、性別、習い事など様々な状況で、持っているかどうかは変わってくるんだとは思います。
大人が携帯電話で連絡を取り合うのが普通のなか、家の電話もない家も多く、子どもたちで連絡を取り合うのが自分たちのときより難しくなっているんだなというのも、長男の話を聞いていて感じました。
長男も小4くらいから、「自分の携帯が欲しい!みんなもっている」と毎日呪文のように訴えてきた時期がありました。
そんな長男と話し合い、どっとこ家の今の着地点をお伝えできればと思います。
長男小5の通信環境
先に今のところ落ち着いているの状況をおつたえすると、
【通信機器】本人のパソコン(ノートパソコン)、任天堂switch
【通信状況】自宅などのWi-Fi環境を使った通信(オンラインゲーム、LINE)
【親からの管理】パソコン、switchの使用時間管理、LINEアカウントの共有
この状況に落ち着くまでの過程をもう少し詳しく書かせてもらいます。
広がる行動範囲
私たちが住んでいる地域では小3の時に学校に自転車を持っていき、自転車の乗り方などを習う交通教室があります。それが終わると、大人がいなくても、隣の地区までは乗ってもいいとか、校区内なら乗ってもいいとか学年によって決められた範囲があります。
うちの長男も交通教室が終わり、その後自転車での行動範囲が少しずつ広がっていきました。
小4くらいからは子どもたちで、約束をして、子どもたちだけで遊ぶということも増えていきました。
また、オンラインのゲームもこれくらいのころからするようになりました。
うちの子はもっぱらフォートナイトです。
小4の冬、日が暮れるのも早くなり、天気も悪い日が続くと、公園遊びができなくなってしまったり、友達と長く遊べなかったり、約束していても天気が悪くなって中止にしようなど約束が複雑化するようになってきました。
みんな携帯を持っている!持っていないのはぼくだけ!
そして春休みが近づくと、ついに長男から
「みんな携帯を持っている!持っていないのはぼくだけ!」
と毎日のように携帯を買って買ってと勝ってコールが始まります。
【長男の言い分】
①みんなLINEでやり取りしていて、僕だけがそれに入れないから、みんなと約束ができない、急に約束変更があってもわからない
②僕が外にでていても、ママたちと連絡が取れるのはいいことだ
長男の言い分も理解できなくはない。長男の話をもう少し詳しく聞き取ると、みんなが携帯電話を持っているわけではなく、LINEでやり取りできる環境を持っているということのようでした。
夫とも話し合い、長男がみんなと連絡が取りにくいことはわかったということを伝えたうえで、下記のことを息子に伝えます。
【親の心配】
①携帯電話を持つと、親が知らない人とやり取りができるようになるのが心配
②夜も制限なく友達と連絡を取り合ったりして睡眠時間が減ってしまうのではないかと心配
③携帯電話をなくしてしまわないか心配(祖父母からもらった古い携帯電話をなくしてしまった前科あり)
双方の話を踏まえて、決め事をしました。
長男との決め事
①長男にもLINEができるようにする
②携帯電話はなくしてしまう可能性もあるので、今持っているノートパソコンでLINEをすること
③LINEアカウントは自宅の電話番号でとる、父母もアカウントやパスワードは分かっているのでどんなやり取りをしているかは見ようと思えばみれるようにする
④LINEやswitchができる時間を制限する
以上の決め事を長男としました。
そして現在の形に落ち着きました。
みんなと連絡が取れるようになって
ますます、長男の行動範囲は広がっています。
家にいてもお友達とやり取りしているし、電話をしながらオンラインゲームを楽しんでいることもあります。
長男は第1子ということもあり、親の私たちも手探り状態。長男に置いて行かれないように、親も一緒に成長していかないとなと思う毎日です。
なんでも制限していても、子も親も窮屈になってしまう。
これが正解なんて今は分からないけど、今の我が家は、この状態が、親も子も納得して、ごきげんに過ごせるところで落ち着いています。
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