育休明け職場復帰後の生活を少しでも楽にするために、育休中に準備しておくべきこと ~子どもの心の準備編~

子育て

私はありがたいことに、子どもたち3人分3年ちょっとの育休をとらせてもらいました。実際に過ごしてみると、本当にあっという間に毎日が過ぎていきますよね。仕事が始まると、さらにあっという間に毎日が過ぎていきます。仕事と育児、家事の両立を少しでも楽にするために、3回の育休の経験上、休みのうちに、しといてよかった、しとけばよかったことをまとめました。きっと育休明けに向けて、不安いっぱいの方も多いのではないでしょうか?これをよんで少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。

今回は、保育園へ行くための、子どもの心の準備編です。

最寄りの子育て支援センターデビュー

特に、第1子の時におすすめしたいのが、最寄りの子育て支援センターデビューです。母の育休が明けると、子どもは、父母との生活から、突然、父母と離れて、たくさんの子どもの中で過ごさないといけません。少しでも子どもの不安感をなくすため、子育て支援センターでたくさんの子どもの中で過ごす機会を作り、少しでもその環境に慣れてもらいましょう。

また、最寄りの子育て支援センターには同じ保育園や小学校になるかもしれない同級生の子たちも来ています。そこで、子どももお友達や顔見知りができたり、ほかの子がしていることをマネして、できなかったことができるようになったりします。子が一緒に遊んでいると、親も、その子の親と必然的に話をするようになります。保育園の情報交換ができたり、子育ての悩みを話したり、ママ友を作るいい機会にもなります。

子育て支援センターには相談員の方がいるところもあり、気さくに声をかけてくれます。長男の時には、身内以外の人が、我が子の名前を呼び、かわいがってくれるのが、なんだかとてもうれしくて、他人を頼っていいんだなと安心したのをよく覚えています。

また、動けない赤ちゃんとどうやって遊んだらいいのかどういうおもちゃがいいのかなどの相談にものってくれます。実際に一緒に遊んでくれたり、ベビーマッサージやベビーヨガなどのイベントもあったりして、子どもと楽しく過ごすヒントがたくさんもらえます。

毎日、必死で子育てしていると、赤ちゃんと2人きりで過ごす日中は結構しんどい時がありますよね。子のためといいながら、母のためでもある子育て支援センターは、常連になるくらい通って、活用してみてくださいね。

一時預かりや祖父母など、親以外の人と過ごす時間を作る

こちらも、子どもの慣れの問題です。環境的に難しい人もいるかもしれませんが、これも保育園に行くまでにしておくといいです。人見知りをしだす前から保育園に預ける場合はそこまで必要ではないかもしれませんが、人見知り以降に預けることになる場合は、親以外の大人と子どもが過ごす場面を作ることで、親以外にも自分を可愛がってくれる大人がいることを知ります

突然、大好きな母や父と離れて、知らない人の中に放り込まれるのは、子どもにとってもストレスになります。事前に何回かこのようなシチュエーション(できれば通う予定の保育園での一時保育も)を子どもも経験しておくことで、子が親から離れる抵抗感や寂しさを少しでも軽減できたらと思っていました。

また、親としても子から離れてリフレッシュする時間を確保することは、とても大切です。育休中なのにと、人に頼ることの難しさもあるかと思いますが、ぜひご自身のことを大切にする時間も作ってくださいね。そうすることで、子どもとの時間が、よりかけがえのない時間になっていきますよ。

子どもに、保育園に行くことを呪文のように伝える

赤ちゃんの言葉の理解は一般的には8ヶ月前後からとされています。それ以前からも、子どもは子どもなりに親の言葉をよく聞き、親の雰囲気をよく感じとっていますよね。私は毎回、保育園に行く2か月ほど前から、子どもたちに下記のことを伝えていました。

  • もう少ししたら、ママはパパのようにお仕事にいかないといけない
  • ○○ちゃんは、保育園ていう、お友達や先生がいっぱいいるところに行く
  • 朝はママと一緒にいって、○○ちゃんは、お友達や先生とあそんだり、ごはんを食べたり、お昼寝したりする
  • 帰りはちゃんと迎えにいくから、お友達や先生と楽しみながら、ママたちが来るのを待っていてね

結構な長文ですが、子どもなりに理解してくれます。

言葉で保育園がどんなところか、どんなことをするのかを伝え、子どもにも、保育園に行く心の準備をしてもらいましょう。実際に、一時保育や、保育園解放デーなどに参加しながら伝えると、より子どもたちにはわかりやすく想像しやすいです。うちの長男はちょっと個性的だったことと親も未熟だったので、あまり通用しませんでしたが(笑)、次男と長女にはとても効果があり、保育園で、最初からほとんど泣くことなくすごせていました。

そして、子どもに対して伝えながらも、親としてもその言葉をかみしめて、子と離れる心の準備をさせてもらっていたなと思います。

保育園デビューにむけて、子どもにも心の準備をしてもらうことが大切

保育園に行くとなると、まずは、持ち物に親は気を取られがちですよね。それも大切なことですが、生まれてからほとんど離れたことのない親から離れて、保育園に行くことになる、子どもの心の準備を手伝うことも、親としてできる大切なことです。そして、子どもの心の準備を手伝っている間に、親自身の心の準備が整っていくんですよね。

みなさんもよかったら、参考になさってくださいね。

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