私はありがたいことに、子どもたち3人分3年ちょっとの育休をとらせてもらいました。実際に過ごしてみると、本当にあっという間に毎日が過ぎていきますよね。仕事が始まると、さらにあっという間に毎日が過ぎていきます。仕事と育児、家事の両立を少しでも楽にするために、3回の育休の経験上、休みのうちに、しといてよかった、しとけばよかったことをまとめました。きっと育休明けに向けて、不安いっぱいの方も多いのではないでしょうか?これをよんで少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
今回は、くらしのしくみ編です。
洋服収納の見直し
子どもが生まれると、子どものものがみるみる増えますよね。洋服も汚すし、洗濯物の量もとっても増えます。ものが増えるとしまう場所も必要です。洗濯し終わったものをしまう場所、旦那さんもある程度わかっていますか?共働きで生活していくためには、母が不在でも、自宅内の家事をそれなりにまわしておいてもらわないと、段取りよく進まず、子どもの就寝時間がおそくなってしまったり、次の日に支障が出てきてしまいます。また、母にいちいち、聞かれていては、母の精神衛生がたもてません。そのために家族みんながわかりやすく、自分で準備できる収納への見直しを育休中にしておきましょう。
うちは、以前の記事でも書いたように、シーズン中の服は、脱衣所内のなんちゃってファミリークローゼットを設置しています。
畳まない収納で、洋服は上も下も基本、ハンガー収納です。ハンガーにかけて乾いた洗濯物をファミリークローゼットにかけるだけ。下着や靴下、ハンカチなどの小物は個人ごとの収納ケースにぽいぽい入れるだけ。わたしが持っているハンカチは、タオルハンカチがほとんどです。アイロンをかけるハンカチは、冠婚葬祭用くらいです。
しまうを簡単にすることで、だれでも片づけられます。うちの洗濯干し担当は夫ですが、難しいことはないので、淡々とこなしてくれます。また、今では子どもたちのお手伝いメニューの一つにも、洗濯物を人別にしまうというものもあります。小1の子でも(間違いはありますが)できる仕組みになっています。このしくみにしたことで、母は大助かりです。
2歳くらいからは、子どもが自分の服を選びやすくすることも、大切です。2歳といったら、イヤイヤ期。うちの娘も、ただいま全盛期です。私は、子どもの着る服にそこまでこだわりがありません。なので、子どもが着たい服を自分で選んでもらい、子どもの自立を応援!(といいながら、母が楽をしたいという思いが大半です)。そうすることで、母が選択しないといけないシチュエーションや、何を準備してもイヤイヤ言われることを減らしています。
また、保育園に行きだすと、保育園関係のものは準備しやすいところに専用の収納場所を作ることをお勧めします。あれはあっち、これはこっちとしまっていると、準備に時間がかかってしまいます。うちは、ファミクロの近くに、長女のカバン置き場と、保育園で必要なものの収納場所を設置しています。1アイテム1引き出しで、保管することで、ぽいぽい片づけやすく、ストックがなくなるのも確認しやすくしています。引き出しには、それぞれ毎日持っていく個数をシールに書いてはることで、だれが見てもわかりやすく、準備しやすいようにしています。
食料品宅配サービスの利用の検討
仕事終わりにお腹がすいて、疲れてぐずる子どもをつれて買い物するなんて、考えただけでもぞっとしますよね。フルタイム勤務だと平日に買い物に行く余裕なんてない。そんな方の救世主が、食料品の宅配サービスです。私も生協の宅配サービスにお世話になっています。注文した食材が、自宅の前まで届けてもらえるので、本当に助かっています。
夕食準備の時間があまり長く取れません。生協の冷凍食品は、揚げるか、焼くか、温めるかすれば食べられるので、冷凍庫にたくさん入っていると安心なんです。生協の冷凍食品をメインディッシュに、野菜たっぷりの汁ものプラス、ほうれん草のお浸しやサラダなど簡単なもの、という組み合わせの夕食が多いです。
また、牛乳などの重くて、定期的に買い足しが必要になるものを届けてくれるのも助かります。
また、ヨシケイなどの毎日メニューが決められて届けてくれるものも魅力的ですよね。ヨシケイだと、大人の食事から子どもの離乳食とりわけメニューも考えられたものもあるので、離乳食期には大人の分を作っている途中に子どもの分を取り分けて、出来立てを提供できます。
うちは基本的に週末買い物をして、週半ばの水曜日に生協が届くようにしています。宅配のものはスーパーで購入するよりも基本的には少し割高です。ですが、それでも、生協の食品が与えてくれる安心感には代えられません。
生協やヨシケイなど、それぞれのご家庭に合う宅配サービスの導入を検討し、手続きしておくといいです。
ロボット掃除機やドラム式洗濯乾燥機などの便利家電の導入
生活スタイルに合わせて、便利家電の導入も検討しましょう。コストはかかりますが、便利家電は、家事時間を短縮してくれます。育休中はお財布事情が厳しい時期ではあるので、無理してまで買う必要はないと思います。でも、あると、強い味方になってくれますよ。
パートナーや家族との家事共有をする
私は家事嫌いではありませんが、毎日自分だけでは家事をこなせません。朝は6:00に起きて8:00には自分も家を出ます。そして、帰ってくるのは18:00すぎ、子どもを寝かせるのは21:00。そして自分も疲れて寝落ちすることが多々あります。家で自分が動ける時間は5時間ほど。その間に朝食準備と子どもの学校、自分の準備。帰ってからは、子どもの宿題をみながら、音読を横耳に、トイレトレにつきあい、連絡帳の確認と明日の学校の準備とお便り確認、その上で家事をこなすことは一人では本当に難しいです。なので、職場復帰をされる前には、家事のしくみを簡単にして、その上で、パートナーにも協力してもらうことを前提に話をしてみましょう。
しくみを簡単にすれば、パートナーもやってみようかなという気になってくれるかもしれません。そのうち、子どもが大きくなってくると、大人がしていることを、お手伝いをしてくれるようにもなります。
家事も育児もほどほどでいい
家事も育児も、完璧でなくてもいいんです。少々抜けているくらいのほうが、子は成長してくれるし、家族もみんな笑っていられる気がします。完璧を追求してしまうと私はしんどいので、頼れるものは何でも頼るし、力を入れなくてもいいところには力をいれません。そうすることで、仕事と家庭のバランスをなんとか保っています。
育休からの職場復帰時に限る話ではないですが、家事や収納の見直しは節目ごとにしていかないと、使いやすく、簡単な生活のしくみの継続できません。それぞれのライフステージにあった、家族がごきげんにくらせる生活を維持するために、くらしのしくみを見直し続けていかないとなと書きながら改めて思いました。
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